Interop Tokyo 2023に出展しました!

2023年6月14日〜16日に幕張メッセで開催されたInterop Tokyo2023にて、Internet of Realitiesプロジェクトの展示を行いました。今年のInteropは、総勢119,108人もの来場者がいらっしゃったようで、エンジニアや研究者、通信業界の専門家など様々な方と直接お話しができました。

Internet of Realitiesの展示ではプロジェクトメンバーの名古屋大学、東邦大学、カディンチェ、東京大学の全てのグループが参加し、各々が専門分野の研究成果を紹介しました。来場者が直接触れられるデモンストレーション展示として、名古屋大学のMetaPoと、東京大学のARを用いた自動運転車の外部Human-Machine Interfaceおよび建築情報モデリング(BIM)向けのWebビューワーを紹介しました。また、東邦大学はリアリティを接続する際に発生しうるセキュリティやプライバシに関する最新の研究紹介を行い、カディンチェはVR技術の医療応用に関する最新の取り組みを紹介しました。

名古屋大学が開発したMetaPoは、現実と仮想の境界をつなぐ新たなデジタル空間を生成し、実際のロボット装置を展示していたため、来場者から大きな反響をいただきました。東京大学によるARを用いた自動運転車の外部Human-Machine Interfaceのデモは、未来の交通システムと歩行者の対話が如何に変わるのかを視覚化しました。さらに、BIM向けのWebビューワのデモを展示し、建築物の情報をリアルタイムで視覚化し共有することが可能な最先端技術を来場者に紹介しました。これは、建築業界のデジタル変革への取り組みを具体的に示すものでした。

これらの展示は、現実世界とデジタル世界が融合する未来を体感することができる貴重な機会となり、Internet of Realitiesプロジェクトが持つ可能性を具体的に示すことができました。ご来場いただきまして、ありがとうございました。


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